ITヘルスケア

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報道関係者へのご案内を掲示いたしました

報道関係者各位 

2025 年 10 月吉日 

一般社団法人 日本デジタル医学会 

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より当学会の活動に格別 のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。このたび、一般社団法人日本デジタ ル医学会は第 1 回年次学術大会を下記のとおり開催いたしますのでご案内申し上げま す。 

敬具 

1 回 日本デジタル医学会 年次学術大会 

― 医療とデジタルが拓く未来を議論 ―  

大会長メッセージ 

黒木 春郎  

(医療法人社団嗣業の会 理事長こどもとおとなのクリニック パウルーム 院長)  

このたび、第 1 回日本デジタル医学会年次学術大会を開催できることを大変嬉しく思い ます。日本デジタル医学会は、前身の「日本コンピュータサイエンス学会」「IT ヘルス ケア学会」を通じて 30 年以上にわたり医療と情報科学の接点を探求してきました。 今日、医療は AI による診断支援や治療計画の最適化、ビッグデータ活用による個別化 医療、さらには遠隔医療の発展など、急速な変革期を迎えています。こうした時代にお いて、私たちが果たすべき役割は、技術を単なる「道具」としてではなく、患者・医療 者・社会をつなぐ「信頼の媒介」として活かすことです。 

本大会では、研究者や医療従事者のみならず、技術者、企業、行政、そして市民が一堂 に会し、未来の医療を共に創造する対話と実践の場を提供します。多様な視点が交わる ことで、新たな解決策や協働の可能性が広がると確信しています。 

プログラム委員長メッセージ 

井上 祥  

(横浜市立大学 共創イノベーションセンター/株式会社 GENOVA/京都大学)  

今回、プログラム委員長という大役を仰せつかり、身の引き締まる思いです。私はこれ まで医師として臨床に携わる一方で、大学教育、起業、行政委員など、医療を取り巻く 幅広い現場に関わってきました。その中で強く実感しているのは「医療はもはや医療者 だけで完結しない」ということです。 

医療 DX を推進するには、患者や市民の視点、行政の仕組み、企業の技術開発力、そし

て次世代を担う若手のエネルギーが不可欠です。そのハブとなるのが「デジタル」で す。本大会では「誰のためのデジタル医療か?」を問いの起点とし、多職種・多分野が 共に考え、発信できる場を創ります。 

特に若手医師や医学生の発表機会、地域医療や慢性疾患、在宅ケア、公衆衛生の現場と テクノロジーをつなぐセッションを重視しています。過去の成果を未来へと橋渡しし、 医療と社会をつなぐ“デジタルの祭典”として本大会を皆さまと共に育てていきたいと考 えています。 

開催概要 

大会名称:第 1 回 日本デジタル医学会 年次学術大会  

テーマ:「デジタルで変わる医療・ヘルスケア、広がる未来」  

開催日程:2025 年 10 月 18 日(土)・19 日(日) 9:00〜17:30  

会場:国際医療福祉大学 東京赤坂キャンパス  

主催:一般社団法人 日本デジタル医学会  

後援:日本医師会、東京都医師会、港区医師会  

プログラム(主要セッション抜粋) 

10 月 18 日(土)  

10:00-10:50 基調講演「日本医師会が構想する医療 DX」  

長島 公之(日本医師会) 

11:00-11:50 国際シンポ「サイバーセキュリティ対策の世界の潮流と我が国の課題」  Denise Anderson 

 (President and CEO of the Health Information Sharing and  Analysis Center) 

11:00-11:50 「急性期〜慢性期までの遠隔医療の実践 

ヒトとテクノロジーの融合について」 

 松田 淳(KPMG ヘルスケア代表) 

 夏井 淳一(バーズビュー 株式会社) 

 田中 正視(CROSS SYNC 執行役員 研究推進部部長)  13:00-13:50 基調講演「デジタル医学への期待」  

 鈴木 康裕(国際医療福祉大学 学長) 

13:50-15:00 「デジタル医学領域の臨床現場での実用化の最前線」   宮田 俊男(医療法人社団 DEN 理事長、早稲田大学研究院客員教授)、  瀬尾拡史(株式会社サイアメント) 

 川上祐子(京都府立医科大学医学部看護学科講師) 15:00-16:20 特別シンポ「デジタル技術は医療をどう変えるか?」   南學正臣(東大)迫井正深(厚労省)ほか

10 月 19 日(日)  

9:30-11:00 国際シンポ「医療情報連携と AI 活用に向けた国際的展開」   Morten Elbæk Petersen  

 (Information Technology & Innovation Foundation Managing  Director) 

Dr.Oec. Volker Amelung(ハノーファー医科大学教授、INAV 創設者)  冉闿睿 

 (复旦大学 学術指導委員会委員、河北大学 教授)  香取照幸(一般社団法人未来研究所臥龍 代表理事) 11:00-11:50 「産学連携シンポジウム」  

 吉村健佑(千葉大)飯田香緒里(東京科学大)後藤温(横浜市大) 13:00-13:50 「デジタル医学が精神科医療を変える」  

 岸本 泰士郎 

 (慶應義塾大学医学部 医科学研究連携推進センター 教授) 15:00-16:50 「東京都の地域医療における課題と医師会による医療 DX」   目々澤 肇(目々澤医院 院長) 

 野村 和至(板橋区医師会 医療法人社団野村医院 理事長)  土屋 淳郎(東京都医師会理事 医療法人社団創成会 土屋医院 院長)  香取 照幸(一般社団法人未来研究所臥龍 代表理事) 

その他、幅広い内容のシンポジウムがあります。 

本件に関するお問い合わせ先 

一般社団法人 日本デジタル医学会 事務局 

E-mail: jsdmhc2025@jsdmhc.jp 

Web: https://jsdmh2025.org/

jsdmh2025