プログラム概要(予定)
開会のご挨拶・大会長特別講演
「新しい技術は、私達をどこへ連れて行くのか」
基調講演
「日本医師会が構想する医療DX」
シンポジウム
「Next Generation Symposium」
国際シンポジウム
「サイバーセキュリティ対策の世界の潮流と我が国の課題」
シンポジウム
「急性期〜慢性期までの遠隔医療の実践ヒトとテクノロジーの融合について」
基調講演
「デジタル医学への期待」
シンポジウム
「デジタルヘルススタートアップが変える医療現場」
特別シンポジウム
「デジタル医学領域の臨床現場での実用化の最前線」
特別シンポジウム
「デジタル技術は医療をどう変えるのか?」
シンポジウム
「デジタル医事法学」は必要か」
教育講演
「リアルワールドデータに基づく地域医療需給の推計 ~新たな地域医療構想(2040年)に向けて~」
講演
懇親会
「デジタル医学会開催を讃して」
1948年創立、「芸術は人々の幸せのためにある」という理念・信念をもって、清水哲太郎、森下洋子を中心に活動をおこなう松山バレエ団のアーティストの皆様が、第一回日本デジタル医学会開催に寄せて、お祝いの華燭舞を披露する。
モーニングセミナー
「生成AIによる退院サマリ作成支援導入の経験」
国際シンポジウム
「医療情報連携と AI 活用に向けた国際的展開 - 世界はいま何を準備し、どう動いているのか -」
「ドイツにおける医療デジタル化と EU における情報連携・活用の未来」(ビデオ講演)Dr. Oec. Volker Amelung(ハノーファー医科大学教授、INAV 創設者)
「中国の AI 医療と国家情報インフラの統合戦略」冉闿睿 (复旦大学 学術指導委員会委員、中国人民大学 非常勤教授、河北大学 教授、河南大学病院 医療管理研究所副所長)
「日本の医療情報連携の現在地と未来への課題」香取 照幸(一般社団法人未来研究所臥龍 代表理事、兵庫県立大学大学院 社会科学専攻科 経営専門職専攻 特任教授)
特別講演
「頸椎損傷からの復活 ~いつか山で死ぬと言われて~」
シンポジウム
「産学連携シンポジウム」
日中健康産業協会シンポジウム
「最先端のデジタル医療・ヘルスケアの応用事例共有」
教育講演
「デジタル医学が精神科医療を変える」
東京都医師会シンポジウム
「東京都の地域医療における課題と医師会による医療DX」
シンポジウム
「DXで支える災害時の医療・ヘルスケア」
表彰式・閉会式
一般演題から表彰・閉会式
SOMPO Light Vortex 株式会社 抄録
SOMPO Light Vortex 株式会社協賛セミナー
「在宅医療の新時代:テレナーシングと遠隔デバイスが拓く未来」
演題①: テレナーシングの最前線と今後の展望 ~エビデンスに基づいたテレナーシングの構築~
慢性疾患の在宅高齢者が増加し、長期的で低コストの専門的支援が求められる中、在宅モニタリングに基づくテレナーシングが有用な遠隔看護支援として注目されている。
テレナーシングはICT(情報通信技術)を活用した看護活動であり、看護師は、遠隔デバイスの理解はもちろん、対象者の疾患、身体機能、デジタルリテラシー、セルフケアへの意欲、家族構成やインターネット環境まで多角的な把握が必要である。その上で個別の計画を立て、地域の多職種と連携する地域包括ケアとして提供することが重要である。本セミナーは、慢性閉塞性肺疾患や肺がんの高齢者への具体的な実践例、その効果と科学的根拠、そして今後の課題について概説する。
演題②: デジタルが拓く医療的ケア児の在宅医療の未来と実践
医療の進歩により、医療的ケアを必要とする方々は年々増加し、全国で2万人を超えると推測されています。本講演では、在宅医療にデジタル技術を取り入れることで開かれる新たな未来像を提示します。特に、遠隔診療デバイス「TytoCare 診療支援キット」を患者・家族に実際に使用してもらった臨床研究を基に、得られた利便性・課題・現場での効果を具体的に共有し、アンケート調査の結果も交え、医療的ケア児へ安心で質の高い医療を提供するデジタル医療の可能性を探ります。
日中健康産業協会シンポジウム
日中健康産業協会シンポジウム
「最先端のデジタル医療・ヘルスケアの応用事例共有」
歯科:スマートAIで口腔健康管理を機能させ、業界の新たなサーキットをけん引する
リハビリ:AIで走行移動をより自由に
がん診断: 世界初AI超音波乳がんスクリーニング検査ロボット
一般社団法人日中健康産業協会は、日中両国の健康関連産業の発展を目的に設立。医療・製薬・介護・リハビリ・デジタルヘルスなど多分野にわたり、両国の強みを補完し合いながら産学官連携を推進し、産業交流と協働のプラットフォームを提供。
ランチョンセミナー
12:00-12:50・第2会場
テーマ:医師の働き方改革を加速する医療DX ~説明支援サービスDICTOR活用事例~
座長:国際医療福祉大学臨床医学研究センター 山王病院消化器センター 磯部陽先生
発表者:
①北海道大学病院 医療・ヘルスサイエンス研究開発機構
藤田医科大学 先端ロボット・内視鏡手術学講座 渡邊祐介先生
「DICTOR開発の経緯」
②藤沢湘南台病院 病院長 鈴木紳祐先生
「DICTOR活用における効果、活用事例」
12:00-12:50・第3会場
演題1:「エストニアのe-Healthに学ぶ」
講師:青山学院大学SDGs/CEパートナーシップ研究所特別研究員 須原 誠
本講演ではエストニアのe-Health事例を手掛かりに、日本の医療DX停滞の要因を「制度の可逆性/不可逆性」という視点から検討する。エストニアでは全国統合電子カルテ、電子処方箋、患者によるアクセス履歴の可視化など先進的仕組みが稼働し、法制度も状況に応じて迅速に改訂されている。一方、日本は戦後以来の法制度を積み重ねた「ミルフィーユ状」の構造により、紙様式依存の原則や縦割りシステムが温存され、部分的IT化にとどまりDXの効果が限定的である。本講演は解決策の提示ではなく、エストニアと日本の実態を比較し、日本の医療DX停滞の主因が技術不足ではなく制度設計の硬直性にあるとの仮説を共有する。
演題2:「非匿名化医療情報を生成AIに活用する方法」
講師:AIBTRUST株式会社 代表取締役 森岡康一
医療機関での生成AIの活用においては、個人情報保護法への対応、ハルシネーションリスク、用途の柔軟性不足、入力工数の大きさなど多くの課題が存在します。本発表では、RAG技術(検索拡張生成)とダイナミックコンセントを活用し、非匿名化医療情報を安全かつ効果的に生成AIへ活用する仕組みを紹介します。ブロックチェーンを活用した患者様への情報返却と、患者様からオンラインで都度同意取得が可能な仕組みにより、法的・技術的ハードルをクリアし、現場での実用性と柔軟性を飛躍的に向上させるソリューションについて実例を交えて解説します。
12:00-12:50・第2会場
演題1:「臨床医である経営者から見たDX ~コンパクトインをきっかけに~」
講師:医療法人社団青洲会 神立病院 理事長 平塚 圭介 様
※神立病院様ではセイコーの電子同意サービスを導入いただいています。現場の視点から、DX推進の実体験をお話しいただきます。
演題2:「電磁的方式によるインフォームド・コンセント」
講師:セイコーソリューションズ株式会社 DXソリューション本部トラストサービス統括部長 中嶋 勝治
12:00-12:50・第3会場
テーマ:在宅医療の新時代:テレナーシングと遠隔デバイスが拓く未来
座長:医療法人社団嗣業の会 こどもとおとなのクリニック パウルーム 理事長 黒木 春郎 先生
演題1:「テレナーシングの最前線と今後の展望 ~エビデンスに基づいたテレナーシングの構築~」
講師:聖路加国際大学看護学部学部長・大学院看護学研究科教授 亀井 智子 先生
慢性疾患の在宅高齢者が増加し、長期的で低コストの専門的支援が求められる中、在宅モニタリングに基づくテレナーシングが有用な遠隔看護支援として注目されている。テレナーシングはICT(情報通信技術)を活用した看護活動であり、看護師は、遠隔デバイスの理解はもちろん、対象者の疾患、身体機能、デジタルリテラシー、セルフケアへの意欲、家族構成やインターネット環境まで多角的な把握が必要である。その上で個別の計画を立て、地域の多職種と連携する地域包括ケアとして提供することが重要である。本セミナーは、慢性閉塞性肺疾患や肺がんの高齢者への具体的な実践例、その効果と科学的根拠、そして今後の課題について概説する。
演題2:「デジタルが拓く医療的ケア児の在宅医療の未来と実践」
講師:東京慈恵会医科大学小児科学講座/町田市民病院小児科 樋渡 えりか 先生
医療の進歩により、医療的ケアを必要とする方々は年々増加し、全国で2万人を超えると推測されています。本講演では、在宅医療にデジタル技術を取り入れることで開かれる新たな未来像を提示します。特に、遠隔診療デバイス「TytoCare 診療支援キット」を患者・家族に実際に使用してもらった臨床研究を基に、得られた利便性・課題・現場での効果を具体的に共有し、アンケート調査の結果も交え、医療的ケア児へ安心で質の高い医療を提供するデジタル医療の可能性を探ります。
企業協賛
mappin株式会社
医療現場のDX化による課題解決
座長:井上祥 横浜市立大学共創イノベーションセンター、株式会社GENOVA、京都大学
演者:北城雅照
ジークス株式会社
オンライン診療の現状と未来、およびその利点
座長:黒木春郎 医療法人社団嗣業の会 理事長
演者:葛上海翔 ジークス株式会社